アメリカン・エキスプレス・ビジネス・カードのメリット・デメリット・特長を徹底解説

アメリカン・エキスプレス・ビジネス・カードにはグリーンとゴールドの2種類あり、
また、個人事業主向けと法人代表向けの2種類が用意されています。

つまり、

  • アメリカン・エキスプレス・ビジネス・カード(個人事業主向け)
  • アメリカン・エキスプレス・ビジネス・カード(法人代表向け)
  • アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カード(個人事業主向け)
  • アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カード(法人代表向け)

の4種類あるということです。

個人事業主向けと法人代表向けではなく、今回は通常のビジネスカードとゴールドカードの違いを解説していきます!

 グリーンゴールド
年会費税抜12,000円税抜31,000円
カード利用枠原則一律の制限なし原則一律の制限なし
旅行傷害保険最高5,000万円の国内・海外旅行傷害保険最高1億円の海外・国内旅行傷害保険
付帯サービス空港ラウンジ無料使用(国内28か所、海外2か所)
海外における日本語電話サポート
カード不正利用保証
国内航空機遅延保証
カードでのショッピング返金保証
無料ポーターサービス
海外レンタル携帯

空港ラウンジ無料使用(国内28か所、海外2か所)
海外における日本語電話サポート
旅行・ショッピング・チケットなどのキャンセル費用保証カード不正利用保証
国内航空機遅延保証
カードでのショッピング返金保証
無料ポーターサービス
海外レンタル携帯
対象年齢なしなし

通常のビジネスカードとゴールドの違いはこんな感じです。
通常カードとゴールドカードは年会費が約半分になりますが、付帯サービスやスペックとか見て、お得なのはどちらなのでしょう?

コスパでは断然通常カードがお得

上記の表を見てもわかると思いますが、まず年会費がゴールドと通常カードでは約2倍の差になります。
そして付帯サービスの違いを見ると、ゴールドにあって通常カードにないものは

  • 急な病気、けがによるキャンセル保証
  • 空港までのタクシー送迎サービス

が大きなものとして挙げられます。他に細かいサービスを上げていくと、福利厚生サービスや専用ミーティングラウンジ利用など上げられますが、あれ?あんまり差がない?と思いますよね。
旅行傷害保険はやはりゴールド最高1億円、通常カードは最高5,000万円となっておりますが、カードの利用限度額はどちらも「一律の制限なし」。実際、通常カードのコスパはかなりいいです!

通常カードでも受けられる5つのサービス

通常のビジネスカードでも受けられるお得なサービスについてまとめました!

①四半期管理レポート

経費管理、経営・税務処理の分析レポートを3か月ごとに出してくれます。
利用記録をカードの会員別・利用内容別に出してくれるので、実際の経費報告との照らし合わせなどが簡単にできるほか、無駄な経費の確認など管理の効率化に役立ちます!

②福利厚生サービス「クラブオフ」の利用

アメリカン・エキスプレスの有名な福利厚生サービスとして、「クラブオフ」がありますが、こちらは通常会員でも利用できます!
宿泊、レジャー、映画館など全部合計すると約200,000カ所の施設を優待価格で利用可能!
会員限定のクローズドマーケットならではの特別価格・お得情報が満載です。

また、嬉しいのは本人だけではなく家族も使える!というところ。同居している家族ももちろんですが、本人または同居家族と一緒にいる友人にまで使える!特典はみんなが使えるというのはポイント高いです。

③カード利用における保証が充実

通常のビジネスカードでは

  • オンラインプロテクション
  • ショッピングプロテクション
  • リターンプロテクション
    の3種類の保証つき。

簡単に説明すると、

  • オンラインプロテクション…第三者による不正使用と判明したカード取引について、利用金額の請求なし。
  • ショッピングプロテクション…カードでショッピング利用した商品について、破損・盗難などの損害を購入日から90日間補償。
  • リターンプロテクション…カードショッピングでの返品について、万一購入店が受け付けない場合でもアメリカン・エキスプレスが代わりに払い戻し。1商品最高3万円、年間15万円までの補償

カード決済における不安を解消し、安心してオンラインサービスを受けることができます。

④ビジネスセービング

経費の見直しについて役立つプログラムです。優待価格利用ということに変わりないのですが、こちらはよりビジネスに特化したサービスで、「ビジネスセービング」プログラム参加加盟店とカードユーザーをつなぐイメージでしょうか。
幅広い業種のプログラム加盟店にて、料金割引などのカード会員限定特典が利用できます。

⑤ゴールドカードと同じポイント還元率!

アメックスのポイントプログラム「メンバーシップ・リワード」
100円=1ポイントで貯まります、少額の利用からでもコツコツポイントを貯められます。また、対象提携店でポイントが最大10倍になる「ボーナスポイント・パートナーズ」を実施していますので、レストラン、宿泊、ショッピングなどでより多くのポイントを獲得!

ポイント還元としては旅行券やマイレージへの移行は1ポイント単位で使えます。1ポイント=0.4円で換算できますので、年間200万の利用で20,000ポイント貯めたとしたら、8,000円の換算となります。

コスパ最強のビジネスカードだけど、ゴールドを作る意味って?

別記事でも詳しく説明しようと思いますが、じゃあビジネスカードは通常でOK?と言われると人それぞれと言わざるえません。

法人カードはコスパだけで見るのか?というと、そういうわけではないからです。
こちら、本家アメックスとなりますが、ただアメックスカードを作りたいというだけならクレティセゾンが発行する「セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード」でもOKだからです。

じゃあなぜ本家アメックスを作るか?というと、最終的には「ステータス」にたどり着くでしょう。
通常カードをまず作る意味というのも、コツコツ積み上げて「ゴールドカードを作る」というのが目的になるんじゃないかと思います。

なんと本家アメックスの個人カードの最高峰、プラチナカードは年会費¥130,000!

世界中で通じるカードブランドですし、ステータス性はやっぱりゴールドに軍配があがります。どのくらいかというと、
支払いのときにアメックス本家のゴールドカードを出す>>アメックス本家の通常カードを出す>>クレティセゾンのアメックスを出すくらいのステータス差があるのです。
支払いのときに出されたカードの色で、ある程度ステータスを見分けてしまうという人もいますので、ここぞというときの商談・取引の際にはやはりゴールドを持っていたいですね。

ただ、通常カードとゴールドカードで限度額に差はない
ここの判断は正直人によると思います。

リーズナブル・コスパで見ると通常カードで充分?と思うかもしれませんが、ゴールドの方も設立したての法人・個人事業主も申し込めますし、そちらを申し込んでみるという手もあります。

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