個人事業主の払う税金
個人事業主になってみたはいいものの、私は税金について何も知らない。
サラリーマン時代は、人事労務のみなさんが計算してくれていたので、私がなにかをしなくてもよかったということにやっと気が付きました。遅い!!
税金を払い忘れるということはかなり社会的死に近いのでは…
ということで個人事業主になったら払わなければいけない税金をまとめました。
- 所得税
- 消費税
- 住民税
- 個人事業税
個人事業主が払わなければいけない税金というのは基本的に以上4つ。
所得税と住民税はなんか給与から天引きされていた気がする!わかる
消費税は経理をやっていたとき銀行に払いに行っていた気がする!わかる
個人事業税……?これは初めて見る。これはまずい
なんといっても生来のズボラさがたたり、口座引き落としにしていない個人的な水光熱費もたまに払い忘れてしまうまち。
先月払ってないのに今月は払っていたりして、いつ分を払っているのかを忘れてしまうまち。
これだけでも充分笑えないレベルなのですが、これ国税でやったら絶対いかん!
どうにかできないのか……と思ったのですが、なんといまクレジットカードで引き落としできる税金もあるのです!
帳簿ちゃんとつけていれば、銀行に行っていろんな手続きをしなくても、キャッシュがなくても、クレカ決済ができる。これなら払い忘れも減るのではないか…?
(もちろん自動的に計算して自動的に引き落とされるなんてことはないので、そこは自分で頑張りましょう)
クレジットカードで決済できる税金一覧
国税庁のページには、以下がクレジットカードで納付できる税金となっています。
- 申告所得税及び復興特別所得税
- 消費税及び地方消費税
- 法人税(連結納税を含む)
- 地方法人税(連結納税を含む)
- 相続税
- 贈与税
- 源泉所得税及び復興特別所得税
- 源泉所得税
- 申告所得税
- 復興特別法人税(連結納税を含む)
- 消費税
- 酒税
- たばこ税
- たばこ税及びたばこ特別税
- 石油税
- 石油石炭税
- 電源開発促進税
- 揮発油税及び地方道路税
- 揮発油税及び地方揮発油税
- 石油ガス税
- 航空機燃料税
- 登録免許税(告知分のみ)
- 自動車重量税(告知分のみ)
- 印紙税
このうち、個人事業主なら所得税・消費税はクレジットカード決済ができる!
法人化しているのならば法人税もクレジットカード決済ができます。
税金納付に対応しているクレジット会社
国税が納付できるクレジットカードのブランドは、Visa、Mastercard、JCB、American Express、Diners Club、TS CUBIC CARDの6つ。
1度の支払いで複数のクレジットカードを利用することはできませんが、カード会社によっては分割払いも可能です。
用意するものは以下の2つ。
①クレジットカード納付を行う国税の申告書や税務署から送付される各種通知書など納付する税目や金額等がわかるもの
※ クレジットカード納付を行う際には、確定申告書や税務署から送付される各種通知書等を基に、国税の種類(税目)、課税期間や納付金額などを入力する必要があります。
②クレジットカード
利用できるクレジットカードは、以下のいずれかのマークがついているものです。
Visa、Mastercard、JCB、American Express、Diners Club、TS CUBIC CARD
個人事業主の税金はいつ払えばいい?
税金 | 納付時期 |
---|---|
所得税 | その年の確定申告の提出期限日まで |
消費税 | 3月31日まで |
住民税 | 6月・8月・10月 |
個人事業税 | 8月・10月 |
個人事業主1年目、2年目は場合によって消費税は免除となりますので、一番気を付けなければいけないのは所得税!
所得税は前年の収入によって決まります。それを計算したら、確定申告したすぐ後に払わなければいけません。
だいたい3月15日くらいになりますが、その中で一番支払いが遅くなるのは口座振替。
ですのでクレジットカード決済した場合、普通に末締め翌末払いになるので、次の引き落とし時までに口座にお金があればOK。
駆け出しで資金繰りがなかなかうまくいかない…というときにオススメなのです。
税金をクレジットカード決済にするメリット
①まずなによりポイントがたまる!!!!
たとえ国税であってもクレジットカードで払えば、普通の買い物と変わらずポイントがたまります。
つまり所得税を納付すればするほど還元もされるので、節約にもなります。書類と現金をもって銀行で払うよりもお得感増しますね…!
税金を支払ってポイントで買い物できる。普通のサラリーマンとして税金払っていた時は考えられなかったお得ポイントです。
②キャッシュフローが楽になる
現金を用意しなくてもいいということは、資金繰りが楽になります。
普通のクレジットカードと変わらないため、翌月までに資金を用意すればいい!ということに
カード会社によっては分割支払いができますし、(あんまりお勧めしないですが)リボ払いも利用することが出来ます。