法人カードに必要な書類って?
- 登記簿謄本 or 印鑑証明書 ※法人のみ
- 代表者の本人確認書類(運転免許証、パスポート等)
- 引き落としの為の銀行口座(法人の場合は法人口座、個人事業主は個人口座)
登記簿謄本ってよく聞くけど
登記簿謄本ってよく聞くけど…実際どうやって書類を請求したらいいの?
法人を設立したて!というかたは、よくわからないかもしれません。
そもそも、法人として会社を登記しなければ、登記簿謄本ってあるわけないですよね!
個人事業主は、どうすればいいの?ということも含めて以下で説明していきます。
法人:登記簿謄本を請求しよう
法人口座の開設にも必要な書類なので、カードを作るうえでは必須の書類です。
発行から3か月以内のものは有効です。使用するとき期限切れだった!ということのないようにしましょう。
登記簿謄本は住民票みたいなものなので、法務局の時間内に行けば発行してもらえます。先にオンラインで手続きしておくという手もありますが、こちらは数日かかるようです。
いざ登記簿謄本と思って法務局のページに行って検索するんですけど、今って「登記簿謄本」が正式名称ではないんです!
正式名称は「履歴事項全部証明書」といいます。
こちらのページ(法務局のサイト)から、申請書をDLできます。
ここです。
注意しなければならないのは、
①一部(抄本)ではなく、全部(謄本)
②全部の中でも、現在事項ではなく、履歴事項を
「履歴事項全部証明書」が謄本になるのですが、
全部の中でも
- 履歴事項…変更も含めた登記のすべてが入る
- 現在事項…現在効力があるもののみが入る
- 閉鎖事項…吸収合併や移転などにともなって、閉鎖した履歴が入る
一般的に「登記簿謄本を取得する」となったら、「全部事項証明書」の「履歴事項」にチェックを入れればOKです。
書類に記入したら、あとは管轄の法務局の窓口に持っていけばOK。
法務局の管轄については、ここから検索できます。
個人:登記簿謄本ってそもそもあるの?
個人事業主は登記簿謄本がない?
会社(法人)として登記していないので、基本的にないです。
というわけで例としてJCBさんに問い合わせてみました!
Q:個人事業主として法人カードを申し込みたいんですが、登記簿謄本ってないですよね?なんの書類が必要なんですか?
A:個人事業主の場合は、本人確認書類だけでOKですよ!
ということなのです。
個人事業主としても、「商号の登記」ということはできます。
補足:商号の登録って?
商号=屋号の登録ですね。屋号を登録すれば、登記簿謄本は取れます。
間違えてはならないのは「商号」と「商標」!
ぱっと見とても間違えやすいのですが、よく見ると理解できると思います。
- 「商号」=事業をする上での自分の屋号、法務局の管轄
- 「商標」=商品名などコピーライトの関係、特許庁の管轄
となります。
個人事業主って「開業届」一本で事業が始められる、という手軽さが売りなので、普通ならば「商号登録」はしないでしょうね。今後法人化して事業を続けていきたいのなら、同じ屋号で営業ができないよう、「商号登録」をします。